Glossary ・ 用語 ・ 紙片の日本史

軍旗奉焼(ぐんきほうしょう)とは
——焼いた、と記録に書かれている

意味

軍旗は、連隊に一枚だけ与えられていた旗です。二枚目はありません。渡すのは天皇で、連隊長が直接、手から受け取りました。

その旗を焼くことを、当時の記録は奉焼と書いています。うやうやしく焼く、という意味の言葉です。

⚠️ ここで、書けることと書けないこと

「軍旗は必ず焼く決まりだった」と書きたくなります。でも、そう書ける資料を私たちは持っていません。

確かめられるのは、そう記録されている例がある、というところまでです。制度としてそうだった、というのと、そういう例がある、というのは、別の話なので、ここでは分けて書きます。

日付のある例

どちらも、そこで記録が終わる

二つの記録に共通しているのは、焼いたところで文章が終わっていることです。そのあと何があったかは、この紙からは分かりません。

時刻が書いてある、というところだけが残ります。誰かが、時計を見ていた、ということです。

この言葉が出てくる紙片

硫黄島——敵の手紙を運んだ、二人の捕虜 →


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